健康情報
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2017.11.14肝臓病の最善策とは
前回にお伝えした抗ウイルス療法直後にできた4cmもの肝腫瘍。
では、治療しない方がいいのか?
実際のところ、ウイルスに感染しても、当分の間発症しない場合も多く、十数年後または死ぬまでに炎症(肝炎)を起こさない人も数多く存在します。
感染しても、なぜ普通に生きられるのか?
答えはとても単純、「肝臓に十分な免疫力があるから」です。ウイルスに負けないから炎症も発症せず、肝機能が正常に作動できると考えられます。つまり、ウイルスと共存する選択肢もあるということです。
大切なこと!
抗ウイルス療法で治療するにしても、しないにしても、できるだけパワフルな肝機能を養うことが大切です。なぜならウイルスが体内から排除されても、必ずしも元通りの元気な肝臓に戻るとは限りません。あくまでもウイルスがいなくなっただけで、回復は残された肝機能の能力次第で変わってきます。
ウイルスの存在はあくまでも肝臓ダメージになるかもしれない一要因、現代に生きる私たちの周辺には、ウイルス以外にも薬品や食品に添加された化学物質、お酒や様々な有害物質など、こうした毒素に負けず、健康な肝臓と心身を維持する必要があります。
その為には肝細胞を徹底的に保護し、破壊を防ぎ、肝臓に備わっている生命力を発揮させることで、いつまでも強い肝機能を維持できるでしょう。