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2013.04.04イカの内臓食べると肝臓脂質低下… ラットで実証

イカの内臓に肝臓脂質を低下させる成分が含まれている可能性が高いことが、富山短大(富山市)の竹内弘幸教授(48)(食品学)らの研究で分かった。

ホタルイカとスルメイカの粉末をラットに食べさせる実験で裏付けた。5月に名古屋大で開かれる日本栄養・食糧学会で発表する。

実験では、ラット40匹を5グループに分け、乾燥粉末にしたホタルイカの全体、内臓のみ、内臓以外、スルメイカの内臓を混ぜた4種類と、通常の餌を各グループに与えた。2週間後に調べたところ、ホタルイカの全体、内臓、スルメイカの内臓を与えたグループは、通常の餌や内臓以外を与えたグループに比べて肝臓脂質が約25%減少していた。

脂質が蓄積して脂肪肝になった場合、糖尿病などになりやすくなるとされる。

(2013年4月4日 読売新聞)

 

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