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2021.11.04開発者の回想③

「我が家の犬は一生涯病気をした事がない!」

 娘は小学3年生の時に来日、公立学校に編入し、日本語が分からない、兄弟もいない、テレビ番組を見ても分からないと、大変寂しい時期でした。

 ある日、家族で静岡県の日本平を散策しました。漫漫の青い海と青翠の松林の間、遠い富士山の白い山頂が見え、空と海とを富士山が綺麗に分けていました。黄色の砂浜には人が一人白い子犬と立っていました。娘は小走りで子犬に近づき、恐る恐る手を伸ばしました。 「触ってもいいですか?」

「いいですよ」

「あ、柔らかい!」

「なんと言う犬ですか?」

「トイプードルです」

その時の娘の大変な喜びの表情は心に刻まれました。可能な限り彼女の心に柔らかい光を増やしてあげたい。帰宅しすぐに住まいの管理組合に相談しましたら、室内で小型犬ならば飼ってもよいとの返事がありました。

後日早速、犬の知識が全く無いままで、良い印象を与えてくれた静岡へ再び行き探した所、生まれて2ヶ月の男の子の白いトイプードルを一匹入手できました。両眼は丸く真っ黒、胴はやや短く足は小さくて体全体はとても柔らかでした。娘はルーイ(如意)と名を付けました。

 自宅近辺にはトイプードル専門の獣医師が見つからず、一般の動物病院を尋ねました。検査、登録、正しく飼う方法、注意事項などを教えて貰いました。我が家に娘の新兄弟が増えました。

 ある日、問い合わせがありました。

「お宅の製品はワンちゃんが食べでも大丈夫ですか?」

「発売前に動物実験をしましたが。」

「そうですか、人間が食べでも大丈夫でしたらワンちゃんも大丈夫ですね?」

「この理解は正しいかも知れませんが、人間で使用する前に動物実験などをやってからでしょう?人間の為に動物の犠牲が多いのでは!

「だから人間で成功する物は犬に恩を返すべきですね。私が使ったら良くなったので、犬に食べさせてみたいです」

「何故ワンちゃんに食べさせたいのですか?」、

「うちのワンちゃんは肝炎と言われました。私はお宅の製品を使っているのですが、ちょっと分けて食べさせてみようかなと。」

「そうですか、一般論として体重に合わせで使うのがおすすめです。人間は60~65kg標準と計算して使用量を設計したのですが、ワンちゃんの体重に合わせて計算して、使用することは可能です。」

「使用方法は?」

「飲み水に溶かすか、食べ物に混ぜるか、拒絶反応がなければ良いです。」

「試しました。直接舐めさせたところ、全く拒絶反応がなかった、逆に喜んで食べました」。

「結果を確認できるまで続けて見ましょう」

 一か月後、同じ方から電話がありました。

「ワンちゃんの肝機能値は正常に戻りました!嬉しい!」

 後日、通う動物病院の獣医師に聞きました。日本では現在50%以上の犬が肝炎、50%以上の猫は腎炎を罹っているそうです。驚きました!我が家のチビっ子は肝炎に罹る恐れがあるかも知れませんから使ってみましょうということになりました。

 直接舐めさせても問題がないですが、人間の手が汚れます。水に溶かしても問題ないですが水はすべてを飲みきれないので残ったら不安が残ります。そこでペットフードに混ぜで食べさせると問題なく綺麗に完食!それで行きましょう。1日に1回、僅かな量です。

 娘は中学から私立の女子校に入りました。平日は寄宿制ですので週末に帰宅します。犬と一緒にいる時間は短くなりました。 2年後、ルーイのパートナーを探そうと思い、同じ場所で同じ犬種、女の子白いパールを見つけました。家に姉妹が増えました。

 パールは女の子、胴囲はちょっと丸く、気が強い。力も強く、散歩時に白い線の上を軽快に歩く事が好きで、何時も食べ物を探す事に興味津々。人懐こく、避妊手術しましたがルーイの頑固な親近感にいつも警戒しています。何時も負けているルーイは悪い智慧を使っています。例えば、夜寝る前、ルーイは自分の寝所に行きません。静かにパールの寝所を先に占領します。パールの呻吟を知らない表情で無視、仮眠を続けます。最後にはパールが大声で鳴き始め、ルーイは速やかに自分の寝所へ行きます。パールは静かに自分の場所に入ります。日常的なルーイ自慢の意地悪とパールの怒り応酬が一段落するのでした。

 ルーイとパールは漢方養生食品の使用が始まって以来、同じ動物病院で、毎年の健康検査、予防注射、いつも先生から褒められました。

「肝臓病、心臓病、腎臓病、肺、目、骨の異常がない!元気ですね、綺麗ですね、毛の艶が良いですね、モデルになりますね。」

 確かに2匹の犬は晩年、歯槽膿漏のため、悪化阻止と再発予防の為に歯を何本か抜きましたが、他の病気になったことがありません!

 あっという間にルーイは19歳、パールは18歳、綺麗なままで静かに他界しました。

一匹はある日突然夕方食事をしなくなり、いつもと違う目線でずっと私たちを追いかけていました。深夜に呼吸が止まった様子でした。翌朝早々動物病院へ駆けこみました。「どうして?何があったのですか??」

獣医の話「寿命という現象があります。姿勢と状態で見ると、苦しみがなく、楽な状態だったでしょう。」

 人間では何歳に相当するでしょうか?

 「一生病気をしない犬は見た事がない、聞いた事もない、お宅だけ」と毎年通っていた動物病院の獣医師は言っていました。

 私たちの家族としてルーイ、パールは良い幸せな犬生を実現できたと考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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